すぐカッとなって友達を叩いてしまう…
ダメと言っても全然やめてくれない…
ほかの子はあんなにおとなしく遊べてるのに…
周りより少し攻撃的な子どもをお持ちのお母さんは、こんなことに悩んでいるのではないでしょうか?
小学校で集団生活が始まる前に、なんとかしたい!そう思って頑張っているあなたは、もしかしたら逆効果な声掛けをしてしまっているかもしれません。
え?どういうこと?
と思われたとおもいますので、詳しく解説していきますね。
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暴力的な子どもへの対処法!親がやってはいけない声掛けとは?
ある年長の男の子をもつお母さんからの相談です。
息子はすぐカッとなる性格で、カッとなったら手が出てしまいます。友達を叩いてしまうこともあり、「やめなさい」というと更にひどくなります。
小学生になったら友達との関わりも増えるので、それまでになんとかさせたいのですが、どうすればいいのでしょうか?
こんなふうに悩んでいるお母さんは、実はたくさんいらっしゃいます。
うちの子だけ?悩んでるのは私だけ?と思わなくても大丈夫。
しっかり対処法をしれば、攻撃的なお子さんもすんなり言うことを聞いてくれる子どもに育っていきます。
すぐに友達を叩いてしまう、癇癪を起こして暴れてしまう、そんな子どもにはどのような声掛けが必要なのでしょうか?
無理にやめさせるのは逆効果!ついつい言ってしまうこんな言葉
友達を叩いてしまったときに、つい言ってしまう言葉を3つあげました。
1.叩いたらダメ!
2.自分がされたら嫌でしょ?
3.謝りなさい!ここにテキストを入力
これらは、言うことで逆効果になる言葉です。
つまり、このように叱ったところで、子どもの攻撃性は収まることはありません。
詳しく解説していきますね。
1.叩いたらダメ!
「やめなさい!」「叩いたらダメ!」と行動を禁止する言葉を言われたときの子どもの感情は
「だめなのはわかってるんだよ…でも我慢ができなかった…どうしたらいいのかわからないんだ…」といった感じです。
つまり、子ども自身もだめだとわかってはいるけど、イライラやモヤモヤをどう発散していいのかわからないのです。
それなのに、「ダメ!」と言われると、「わかってるけど、できないのー!」と余計イライラしてしまって、叩いたり泣いたりしてしまうわけです。
ダメの代わりに、どうすればいいかを教えてあげよう。
やめなさいではなくて、こうしてねと伝えます。
例えば、私の息子は、怒ると顔を叩いてしまう子でした。「イライラしちゃって叩きたくなったら、お母さんの手をギューッと握ってね」と伝えていました。
はじめは、イラッとして顔を叩いてしまって、そのたびに「手をギューっとするんだよ」というのを根気よく続けました。
そうすると、「お母さん、ギューしたい気分」といって手をギューっと握るようになったのです。
息子の場合は1ヶ月程度で効果がありました。
ギューっとできたときには、「我慢できたね。」としっかり褒めることも忘れずに。
そうすると、対処法が自分でわかるようになっていき、少しずつ我慢ができるようになっていきます。
まずは、代わりに何をしたらいいのかというのを教えてあげてください。
2.自分がされたら嫌でしょ?
相手の気持ちを理解できる子になってもらいたいと思って、ついつい言ってしまいますよね。
でも実際子どもにとって相手の気持ちを考えるというのは少し難しく、
「ぼくは叩かれてないから嫌じゃないよ?」
「自分がされたらどうかなんかわからない…」
と思ってしまいます。
お母さんは嫌だよと自分の気持ちを伝えよう。
「叩かれたらママはとっても痛いよ」
「痛いことされるとママはとっても悲しい気持ちになるよ」
と、お母さん自身の気持ちを伝えてあげることが大切です。
これはアイメッセージと言って、コーチングでよく使われる手法です。あなたはこうでしょ?ではなくて、私はこう思うという伝え方を心がけましょう。
すると、お母さんは嫌なんだ、とすんなり気持ちを理解することができます。
3.謝りなさい!
謝るという行為は強制されてするものではありません。
相手に悪いことをしたなぁと理解し、反省し、言葉にしなければ意味がないのです。
そして、相手の気持ちに共感できるようになるのは、5歳ごろと言われています。
客観的に物事をみて、相手の気持ちをきちんと理解できるようになるのは、小学3年生ぐらいだと言われています。
つまり、小さな子どもに向かって、「謝りなさい!」というのは、ただ謝るということを強要しているに過ぎないんですね。
強制されて謝るというのは、謝らないと怒られるから、謝らないと怖い思いをするから、なんでかわからないけどとりあえず謝るということになってしまい、相手の気持ちを理解するということには繋がりません。
お母さんが代わりに謝る
「痛かったね、ごめんね」とお友達に代わりに謝ってあげしょう。
そのときに、子どもを責めたり、否定したりしてはいけません。ただ起きた事実について謝るように心がけてくださいね。
例えば、「叩くなんて悪いよね」とか「ひどいことしたよね」ということを言わずに、「叩いてごめんね、痛かったよね」という具合です。
お母さんの謝る姿を見せることで、自然と謝ることができる子に育ちます。
正しい声掛けを学ぶことで、悩みが解決します
今まで当たり前のように子どもに言っていた言葉が、余計子どもを追い込み、逆効果になったしまっているということはよくあります。
例えば、これまで挙げた例のように、子どもが友達を叩いてしまったときに「ダメでしょ!」と言うことによって、余計大暴れしてしまうということもあります。
でも、このような声掛けをしてしまっているお母さんも、すべては子どものためを思ってやっているはずです。せっかく子どものためを思って行ったことが、逆効果になっているなんて悲しいですよね。
子育てコーチングの手法で正しい声掛けを学び、正しく行動を導き、理想の子どもを育てていきましょう。
正しい声掛けはわかっても、やっぱりイライラしちゃう…
子育てコーチングを学んで、どの場面で、どういう声かけをすればいいのか、それをきちんと理解しても、うまくいかないことがあります。
それは、
わかっていてもイライラしちゃう
怒りたくないのに怒っちゃう
といった、お母さん自身の感情のコントロールです。
正しくしようと思えば思うほど、わかっているのにできない。それで余計イライラしちゃうという負の連鎖に陥ってしまいがちです。
きちんとした子育てをしたいと思って、しっかり学ぼうという意欲のあるお母さんほど、この負の連鎖にハマってしまうことがよくあります。
せっかく正しい子育てをやりたいと思っているのであれば、まずはお母さんの感情のコントロール方法を学んでみませんか?
お母さんのブレない軸を作ると、一気にうまくいく
まずはお母さん自身に向き合い、ご自身の性格、理想の未来、今なにに悩んでいるのか、そういったことをしっかりと考え、子育てのブレない軸を作りましょう。
しっかりとした土台があれば、その先に学んだ子育ての知識がしっかり活かされていきます。
逆に、土台ができていないときにあれこれ知識を詰め込んでやってみたところで、なかなかうまくはいきません。
まずは、お母さん自身に向き合ってみましょう。
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もし今あなたが子育てに関する悩みを抱えているのであれば、ぜひ一度お話してみませんか?
きっと悩みがすーっとなくなっていくはずです。
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